ずんぐりとしたフォルムと、鮮やかで可愛らしい見た目が特徴のコザクラインコ。ラブバードとして知られている子のインコのちょっと変わった習性や性格などを紹介します。また寿命や色の種類、価格などもまとめているため、ぜひ参考にしてください。
コザクラインコってどんな鳥?
コザクラインコの特徴
分類:インコ科ボタンインコ属
分布:アフリカ中南西部(アンゴラ、ナミビア)
体長:約17センチ
体重:約50~70グラム
寿命:6~18年
価格:約7000円~(色変わりは約12000円~)
コザクラインコはアフリカの暖かく湿度の高い地域に、小さな群れを作って生息しているインコです。
クリっとした大きな目と額に鮮やかな色が入っているのが特徴で、しっぽが短く、ずんぐりむっくりした体形をしています。

寿命は6~18年ほどです。
愛情深いラブバード
ペアを決めると、生涯大変仲が良く常にそばで寄り添う関係を貫くことから、「ラブバード」と呼ばれるインコがいます。コザクラインコはそのラブバードの1種です。
ラブバードと呼ばれるのは、コザクラインコとボタンインコの2種類のみ。インコの中でもトップクラスで愛情深い性格をしています。

一羽で飼うと飼い主をパートナーに定める子が多く、生涯のパートナーとなってとても仲の良い生活が送れます。
ただし依存するほど愛が深いため、遊んであげなくなるとストレスが急激にたまり病気になることも。一羽飼いの場合は寂しい思いをさせないようにしてください。
ラブバードの一種ボタンインコも紹介しています↓
かむ力が強いので要注意!
クチバシが大きくかむ力が強く、中型インコに分類されるインコです。本気でかみつかれると、血がでるほどのケガをするため要注意。
飼育する場合は、かみグセを付けないようにしましょう。
またケージをかんでしまうため、塗装がしてあると体に良くありません。塗装がなく、安心してかめる環境を作ってあげましょう。
声の大きさ:★★★★☆
インコの中では声が大きい種類になります。
コザクラインコの色

原種(ノーマル)は額がレッドで体がグリーン、腰がブルーの鮮やかの色合いをしています。

そのほか、ノーマルの色味が全体的に淡くなった「アメリカンイエロー」や日本で作り出された、首から額にかけて赤色、体は黄色の「ゴールデンチェリー」、セピア色がかかったようなくすんだ黄色のシナモン種。

額が杏子色をした「ブルーチェリー」、深く緑がかったグレーの「ダークモーブ」

また額の色がなくなり、白い顔をしたホワイトフェイスなどもいます。性格な品種の判定が困難なほど色変わりが生み出されているのがコザクラインコです。

値段は原種カラーの子で約7000円~。色が変わっている子は約12000円~で購入できます。
性格は…ケンカっ早い!?
性格は?
オス:社交的
メス:やや気が強い
ラブバードとして愛情深い反面、相性が悪い場合、徹底的に攻撃してきます。他の鳥に比べちょっとケンカっ早く、自己主張が強い性格です。
オスメスともに活発な性格の子が多く、クチバシを使った遊びが大好きです。
オスとメスで性格に違いが
オスは社交的で明るく、メスは気が強く攻撃的な子が多く見られます。
狭いところが好き
野生のラブバードは木のうろなど狭いところに巣を作っています。そのため、狭い場所に入り込むのが大好きです。
手の隙間にすっぽり収まったり、小さな筒に体をいれてみたり…。
ラブバードならではの可愛らしい仕草もコザクラインコの魅力です。




