ラブバードに分類されるボタンインコの性格や習性、寿命、価格などをまとめました。可愛らしい見た目なのに実は嫉妬深かったり、ケンカが強かったり…そんなボタンインコの生態をご紹介します。
ボタンインコってどんな鳥?
ボタンインコの特徴
分類:インコ科ボタンインコ属
生息地:アフリカ
体長:50~70㎝
体重:約40~50g
寿命:10~18年
価格:約8000円~(色変わりは約12000円~)
ボタンインコはコロッとまるいフォルムが可愛らしいインコ。目の周りが白く、特徴的な見た目をしています。寿命は18年。値段は約8000円~から購入可能できます。
原種は鮮やかな緑色の体と黒い頭部のキエリクロボタンインコ。そこからさまざまな色変わりが作られました。
緑やオレンジが多いなか、青色をメインカラーとしたブルーボタンもいます。鮮やかなブルーが目を引く人気の種です。
声の大きさ★★★☆☆
声の大きさは平均的です。
ボタンインコはラブバードの一種
ボタンインコはラブバードの一種で、とても愛情深い性格をしています。
ペアになるととても仲良くなります。いつも一緒に行動したり、寄り添っている姿をみると癒されますよ。ペアの相手として飼い主が選ばれると、インコとの愛溢れる生活が送れます。
愛情深い反面、嫉妬深い一面も
パートナーを愛するあまり、それ以外の人に攻撃的になる場合もあります。
例えばスマホ。自分を見てくれず、スマホばかり見ていると噛みついてくることも。ボタンインコを飼育する際は、ラブバードと言われるほどのボタンインコと同じくらい、愛情を注いであげてください。
同じラブバード、コザクラインコとの違いは?
ラブバードには、コザクラインコとボタンインコの2種類がいます。どちらもころりとしたフォルムですが、ボタンインコのほうがややずんぐりむっくりしています。
またコザクラインコは元気で陽気な性格ですが、ボタンインコは少しおっとりしています。(おっとり…というかぼけ~っとした憎めない性格の子が多い印象)
しかし、普段おっとりしているボタンインコが一度キレたら大変! 小柄ながら大きなクチバシで猛烈に攻撃してきます。かなり痛いです…。
かむ力が強い
ボタンインコはクチバシが太く立派なため、噛む力が強くケンカも強い。「インコ界のケンカ番長」ともいわれるほどです。時には出血を伴うケガをすることも…。噛む力が強いので、手加減を覚えさせてかみグセを付けないようにしましょう。
狭いところが好き
野生のボタンインコは狭い場所を好み、木のうろなどに巣を作っています。そのため袖口に潜り込んでくることも。狭い場所から頭だけにょきっと出した姿はとても可愛いですね! この姿にめろめろになる飼い主が続出しています。
飼育する場合はケージの中にハウスなどを入れて狭い空間を作ってあげましょう。ハンモックも喜びますよ!ただし、巣箱などの暗い空間は発情を促してしまう場合があります。
発情が多いと病気を引き起こす可能性があるため、「発情しているかも」と思ったら取り外してください。
恋愛に生きるがゆえに、ストレスに弱い
もともとインコはストレスに弱い動物。しかしボタンインコはストレスの弱さに追加して、ラブバードとしての嫉妬心やペアの不在なども大きなストレスになります。
例えば、飼い主がペアとなった場合、スマホばかり見ているとスマホに攻撃してきます。自分を見てくれない、おろそかにされていると思うと心理的な負担に…。また、パートナーが病気になってケージを写すとそれだけで毛抜きの症状が表れたりします。
病気の時は仕方がないのですが、日々、放鳥や一緒に遊んであげる時間をたっぷりとって「寂しいと思わせない」ことが重要です。
コメント