会社ならロゴやイメージカラーなど、ある程度決まりに乗っ取った名刺があります。しかしフリーランスの名刺は、自分で自由にデザインできます。自由と言われると悩むもの。遊び心のある記憶に残る名刺を作った方が良いのか、かしこまった名刺を作った方が良いのか…。そもそもどんな項目が必要なのか…などなど、初めて名刺を作るときには悩むでしょう。
そこでこのページでは、フリーランスの名刺の作り方について紹介します。
フリーランスの名刺は大切な営業ツール!

フリーランスにとって名刺は大切な営業アイテムです。会社という力がなくなった今、頼れるのは自分の力と…名刺!名刺は個人を覚えてもらう大切なツールであり、自分のもうひとつの顔になります。
中身のない名刺は、記憶に残らず、話題にもならず…。さらに自分が適当でペラペラな人ですと言っているようなものです。仕事で成功しますように…!という気持ちを込めて、しっかり作りこんでおきたいところ。
フリーランスの名刺に必要な6つのポイント

基本的にこの6つを書いておけば問題ありません。それぞれ細かく説明していきます。
名前
当たり前ですが名前は必要です。最重要項目ですね。ただしフリーランスの場合、必ずしも本名で仕事をしているわけではありません。その場合、偽名を記載しても良いのでしょうか?
名刺に書くのはペンネームと本名どっち?
どちらでも大丈夫です。ペンネームと本名二つとも書いている人もいます。自分が名乗る時に「どちらの名前を使うことが多いのか」を考えて作りましょう。
肩書き
肩書きは屋号とは別に用意します。ライターだったら「ライター」、カメラマンだったら「カメラマン」という感じ。
肩書にはちょっとした工夫を
職業名だけだとちょっとインパクトに欠けます。フリーランスは自分をアピールできるように、肩書にちょっとした工夫を施すのがおすすめです。
例えば…
- 月間〇〇pvの美容ライター
- グルメライター
- 〇〇の撮影ならお任せ!フリーカメラマン
ちょっと工夫をしておけば、シンプルな名刺よりも相手の記憶に残ります。例えば「グルメ記事が得意なライターです」と書いておけば「グルメの仕事を頼みたい」というときに思い出してくれる確率が高まり、将来的に仕事につながります。得意ジャンルがイマイチない…という方は趣味を記載しても 問題ありません。
相手に「お!?」と思わせるフックを仕掛けおけば、思わぬ仕事ゲットにつながるかも…!?
住所・電話番号は必要?
住所について
フリーランスは自宅を職場にしている人も多いですよね。自宅の住所を名刺に書いて不特定多数に配ることはちょっと拒否感を覚える人もいでしょう。
個人的には住所は必要ないと思っていますが、住所のあるなしで信頼できるかどうか判断する人もいます。例えば重大な商談の時に住所が書かれている相手と、住所が書かれていない相手だと書いてあった方がわずかに印象が良いかもしれません。
とはいえ、無理に書く必要はない
フリーランスの名刺の住所は「あった方が良い」という程度。必須ではありません。書きたくない場合は書かずに作りましょう。
住所があるものと無いもの2パターン用意して使い分けるのもおすすめです。
電話番号について
電話番号は言うまでもなく必須項目。スマホの番号で大丈夫です。必ず記載ましょう。
メールアドレスはgmaiでも良い?
対企業の取引が多い人や「取材のアポを取る」など知らない相手にメールを送る仕事が多い人は、Gmailよりも独自アドレスの方がおすすめです。
フリーアドレスは「セキュリティーを意識していない」「信用できない」といったイメージを与える可能性があります。
たたし、フリーメールは日常に広く浸透しており、年々気にしないという方も増えています。若い人が相手の場合、ほとんど問題にはなりません。自分のアドレスがあれば良いけれど、なければ無理して作る必要もありません。
SNSはなるべく書く!
ポートフォリオ。ブログやツイッターなど宣伝できるものがあればどんどん書いておくのが吉!名刺は自分の宣伝材料としてふんだんに活用しましょう。
イラストやデザインはどうする?
イラストやデザインも重要です。自分の個性が光るものがあるとベスト。自分の作品や写真を前面に押し出した名刺を作り、渡すだけで宣伝できるポートフォリオとして使っている人もいます。
名刺の大きさはどうする?
個人の好みで決めて問題ありません。キューブタイプのものや少し小さいものなど、さまざまな形の名刺が作られています。女性なら少し細長いもの、アーティストは個性的に四角タイプのもの…など、自分のイメージに合わせて好きな形をデザインしましょう。
ただし注意点が1つ!
名刺は一般的な名刺入れに入るサイズにします。
一般的な名刺サイズ91×55mmを超えないように作ってください。
フリーランスの名刺は大切!
個人で名刺を作るとなると、自由に作れるからこそ悩みどころ。とはいえ、自分だけの名刺なので、ちょっと気分を変えたいなど、自分の気分次第で新しく作り直すこともできます。まずは作ってみて、反応を確認して調整していくのもおすすめです。
名刺は個人を覚えてもらう大切なツールです。持っていない人は早めに作りましょう。
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